【まとめ】ちゃんと知っていますか? 18歳からできること。
成人年齢が18歳に変わって久しくなりましたが、実際何が変わったのでしょうか。
今日は成人以降の権利と義務について確認していきます。
18歳から出来ること
裁判員として刑事裁判に参加
性別の取り扱いの変更の審判
自動車の免許、選挙の投票(従来通り)
一方で義務としてこんなものがあります。
契約(未成年者取り消しが適用されない)
刑事処分の範囲が拡大
実名報道が一部解禁
詳しくはこちら↓
https://www.moj.go.jp/content/001300586.pdf
自由にできることも増える一方で責任も多くなります。
特に契約は多くの人がかかわる可能性があるので気を付けなければなりませんね。
安易にスマホのゲームに課金してしまうと、責任能力があるとみなされ、全額払わなければなりません。
このあたり、高校生は特に注意ですね。
20歳から出来ること
喫煙
飲酒
成人になったとしても、以上のことは20歳をすぎてから。
18歳で成人になったから何をしても大丈夫、と思っていると違法になってしまいます。気をつけましょう。
まとめ
成人年齢の変更に伴って、自由にできることは増えますがそれに伴って当たり前のように責任も増えます。
なにごともしっかり学んで、かっこいい大人を目指したいですね。
運動部活肯定派多数?! 最新アンケートを読む!
今回は個人的に興味深く感じたデータをご紹介します。
それが2021年に実施された。【学校運動部活動指導者の実態に関する調査】
学校運動部活動指導者の実態に関する調査 - スポーツ指導者 - JSPO
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/katsudousuishin/doc/R3_houkokusho.pdf
以下、気になったところを抜粋します。
1、 属性
まずは誰がアンケートを答えてくれたか、その属性です。
以下の表を見るとやや高校生の顧問の方のサンプル数が多いようです。
さて、属性の特徴を拾っていきます。
まず性別に関しては男性の回答のほうが圧倒的に多くなっています。
教員の男女比と明らかに乖離しているので男性が主顧問を務めているのにはなにか原因があるのでしょうか。
そもそも男性教員の方がより多く部活動顧問をしているということなのでしょうか。
より深い考察を見てみたいです。
また保体以外の先生たちが部活顧問をしていることもよくわかります。
授業の準備と並行して部活をしていると考えると確かに負担の大きさは想像に難くないですね。
2 活動時間について
驚いたことに、現状維持で問題ないと思っている方の多さに目が引かれます。
現状よりも増やしたいと現状維持を合わせると、回答の8割近くに上ります。
部活動顧問をしてくださっている方の多くはポジティブに指導を行ってくださっている?のかなと少しうれしい気持ちになりますね。
そしてもう1つ。
女性で保健体育以外の先生方の休養日の増加希望、活動時間の減少希望が高いという点。
ここではやはり負担の強さを感じます。
自分の時間を取れない、本来の仕事ができないというのはそれぞれつらいものです。
それを強いているという点も、我々は覚えておかなければなりませんね。
まとめ
かなりの負担の中で行われていると感じる部活動ですが、アンケートの結果から考えると、先生方は熱心に指導をしてくれる気持ちを持った方も多くいるとわかりました。
本当にありがたいことのなのでできる限りの支援をしていきたいものです。
一方で保健体育の先生以外が部活動の活動時間を減らしたいという意見も真摯に受け止め、サポートの方向について、私たちにできることはあるか、今後も動向をチェックしていきます。
【2025年・共通テスト】 新入試科目は大丈夫? 迷ったときは…東大に聞けぃ!!
2022 11/7に大学入試センターから入試に関する新しいお知らせが出ています。
ご存じの通り今の高校1年生が受験する際に、共通テストの形態がまた少し変わります。
今回は共通テストの改変で国立受験生はどういった科目選択が必要かをチェックしていきます。
まだほとんどの大学が詳細を明らかにしていませんが、すでに態度を表明している大学もあります。
それがタイトルにもある、東京大学。
では早速入試教科・科目をチェックしていきましょう。
東大の入試教科・科目
文系
国 語
『国語』 必 須
社会
地理歴史
5科目のうちから2科目を選択
『地理総合,地理探究』
『歴史総合,日本史探究』
『歴史総合,世界史探究』
『公共,政治・経済』
『公共,倫理』
ただし,『公共,政治・経済』及び『公共,倫理』の2科目を選択することはできません。(公民から 1科目選択する際は,地理歴史から1科目を選択してください。)
数 学
『数学Ⅰ,数学A』 必 須
『数学Ⅱ,数学B,数学C』 必 須
理 科
『物理基礎,化学基礎,
生物基礎,地学基礎』
『物理』
『化学』
『生物』
『地学』
※基礎を付した4科目のうちから2科目を選択
ただし,「基礎を付していない科目」を2科目選択した場合には,「基礎を付した科目」を選択したも のとみなします。
外 国 語
『英語』
『ドイツ語』
『フランス語』
『中国語』
『韓国語』
※上記より1科目を選択
情 報
『情報Ⅰ』 必 須
理系
国 語
『国語』 必 須
地理歴史
『地理総合,地理探究』
『歴史総合,日本史探究』
『歴史総合,世界史探究』
『公共,政治・経済』
『公共,倫理』
5科目のうちから1科目を選択
数 学
『数学Ⅰ,数学A』 必 須
『数学Ⅱ,数学B,数学C』 必 須
理 科
『物理』 左の4科目のうちから2科目を選択
『化学』
『生物』
『地学』
外 国 語
『英語』
『ドイツ語』
『フランス語』
『中国語』
『韓国語』
※上記より1科目を選択
情 報
『情報Ⅰ』 必 須
東大HPより
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400192478.pdf
まとめ
東京大学が基準となり他の国立大学も科目選択をすることが多いです。
こうみると情報は増えましたが基本はオーソドックスに5教科を勉強するということでほぼ変化はなさそうです。
試験が新しくなると焦るだけでなく、いままで通り、腰を据えて勉強していきましょう。
【内申点もやるきもアップ!】 宿題との上手な付き合い方②
まなびのチカラで「人生」を「生活」を向上させていくことを目指している当ブログ。
前回からテーマを「宿題」としています。
宿題はテストの点数と同じくらい成績に影響を与えると言って過言でないです。
↓(前回記事はこちら)
「テストの点はいいのに、提出物や普段の態度で・・・」なんて人、思い当たりませんか。
学校の成績(評定)を上げることは、やるきが促進され自己肯定感が生まれやすくなります。
さらに、中高では推薦などを得るために非常に大事です。
宿題との付き合い方について考えていきます。
②学習状況をチェックする宿題
例:ノート提出、まとめ・復習プリント
ノート提出などは日々の学習到達度の確認を目的とした宿題です。
出される時期としては単元の終わりや定期試験前などの忙しい時期が多いです。
テスト前に「ノートを出しなさい!」と促されたあれですね。
見ました印を押されるだけの場合は、雑にやっても大丈夫!かも知れません。
実際、学生が忙しい時は先生も忙しく、とりあえず出すだけでチェック完了することもあるでしょう。
そういった場合はこちらもその様式美にのっとった所作を行い(出してハンコをもらう)、他に時間をかけるべきところに使っていくべきです。
一方で提出の意義を考え、丁寧な取り組みを見せると心象も良いでしょう。
コメントをくれるなど、よく見てくれる先生には自分のやる気をアピールすると内申点が取れる確率も上がるかもしれません。
(先生たちを見て、対応を変えるのはちょっと…な人もいるとは思いますが、もちろんそれでも大丈夫。あくまで自分の忙しさなどと相談して上手に時間を使ってくださいね。)
2022年度から高校でも「意欲・関心」といった取り組み状況を成績に入れることが明示されています。
ほんのちょっとの工夫で成績が取れるので、こういうときこそ頑張っていきましょう。
③へつづく
【2022・11月版】新型コロナ 自宅待機・出席停止は何日間?
新型コロナにかかってしまったら何日間、自宅待機・出席停止になるか覚書です。
前回との変更点は赤い文字にしてあります。
陽性の場合
症状がなくなってから24時間経ち、かつ発症日の翌日から8日目以降
〇ポイント
10日経っても症状の軽快がない場合はそこまで延長します。
濃厚接触者の場合
陽性者の発症日もしくは住居内で感染対策をした日の遅い方を0日とし、5日経過するまで
〇ポイント
陽性者が出た後も住居内の感染対策が開始されないと自宅待機が続きます。
待機期間を短くするためにも速やかな対策を!
まとめ
都度対応をチェックしないといつの間にか変わっています。
第八波まえに確認してみました。
皆様もコロナにならないようくれぐれもお気を付けくださいませ!
【内申点アップ!】 宿題との上手な付き合い方①
まなびのチカラで「人生」を「生活」を向上させていくことを目指している当ブログ。
さて、今日からのテーマは「宿題」です。
宿題はテストの点数と同じくらい成績に影響を与えると言って過言でないです。
「テストの点はいいのに、提出物や普段の態度で・・・」なんて人、思い当たりませんか。
学校の成績(評定)を上げることは、やるきが促進され自己肯定感が生まれやすくなります。
さらに、中高では推薦などを得るために非常に大事です。
今回は宿題との付き合い方について考えていきます。
①家での勉強を定着させる宿題
例:音読、ドリル、プリント、次回授業への予習
一般的な宿題はこれにあたると思います。
普段の予習や復習をねらいとした宿題です。
狙い通り、普段、家で勉強しない子どもには、机に向かうきっかけになるはずです。
音読、ドリル、プリントなどは提出すると点数化して成績に入れてくれることも多いので、積極的にやっていくべきです。
ただ実はこの宿題、うまく使わないと毒にも薬にもなってしまいます。
問題になるのは熱心な家で勉強する習慣がついている子。
日々勉強しているからこそ、ドリル形式の問題の難易度が簡単に思えてしまうことがあります。
その結果、簡単な問題はつまらなくも思えるので、気が向かない。
↓
結果、やらない。
↓
やらずに学校に行って先生に怒られる。
↓
怒られたことでやる気をなくす。
↓
宿題、勉強自体が嫌いになる。
このような悪循環に陥ってしまうこともあります。
勉強熱心な子こそ、ドリルのような宿題の意味(机に向かう動機付け)を今一度、確認しておきましょう。
またこういう時に学校の先生や保護者の我々が
「簡単な人もいると思うけど、勉強のスイッチがわりに一番最初に始めてみてね。」
などと上手に声掛けしてくれると子どもたちも嬉しいかもしれませんね。
続く