高校生・明日のためにできること! 遊ぶ編① ~見よう!映画!~
明日のためにできること! 遊ぶ編①
高校時代は色んな趣味を見つける時期ですね。
遊びの中から学ぶことは多いです。
いろいろなことに手を出したからこそ幅の広い大人になれます。
ただ、趣味を見つけたい!と思っても何からやってみたらいいか分からず、なんとなくスマホゲーとかSNSを見てだらだらしがち…。
そんな人に、今週はこんな遊びいかが?な遊びの紹介です。
「見よう!映画!」
第1回は「見よう!映画!」
映画のメリットとオススメの映画をご紹介します。
まずは映画のメリットから
高校生が映画を見るとこんないいことが
1、人生観が広がる
映画を見る何よりのメリットはこれですね。
監督ごとにいろいろなメッセージを持って作られた映画。例えば、スカッとする!ドキドキするわかりやすい作品は非日常を感じられて自分が何を欲しているか確認させてくれます。
また人間ドラマやSF・ファンタジーなど作品の意味が分かりづらいものもありますが、それでも何か感じるものはあると思います。むしろそういったものを自分なりに解釈するのが楽しかったりも。
ただただ日々を暮らすだけから、2時間で人生が変わることもしばしばあります。
「この生き方カッコいい!」「こころがモヤモヤする」
たまにはこんな時間の過ごし方もいいですよね。
2、幅広い年代の人と話せる
映画は数多くの人が、趣味として見に行くものの一つです。そのため名作などを多く見ていると、年上の人とお話をするとき、共通の話題になることがあります。
意外と年上の人と話すときの話題って難しくないですか?そんな時、武器があるって結構便利。映画好きから意気投合して新しい人脈を広げるチャンスを得よう!
3、自分のキャラが文化人的になる
映画はほかの趣味と違って、 ”2時間・安くても1000円” を払う必要のある、時間やお金の必要な趣味。
手近なものでダラダラするのでなく、自分から映画を選択して、2時間見るという行為は案外エネルギーがいるので、これを趣味としてあえてやるキャラってなかなかカッコよく見えませんか?
実際色んな映画を知っていたり、その名言とか知っていたりするのは文化人ぽいですね。
さて色んなメリットをお話してきましたが、まずはこの辺りをどうでしょう?といった映画を選んでみました。
この映画がオススメ
人生観を広げる映画
二人の男が急に余命宣告をされた。一人は長年、慎ましく真面目に生きてきて、もう一人は富を得てなお欲深く生きてきた。そんな二人が自分の人生でやり残してきたことをかなえるための旅に出る。
第二次世界大戦直前のイタリアのお話。戦争中の親子の物語と簡潔に書くこともできるけど、それ以上に人間について考えさせられる。
当時の海外の情景、状況を現地の感覚で味わえるというのは教科書で学ぶ以上の学びがあるはず。
イタリア映画というのも珍しく今のアメリカ映画ばかり見ている人には構成などが新鮮化も。
幅広い年代と話しあう名作
昨年モノリスが急に現れた!というニュースが出ましたが、元ネタはこれ。AIの反乱という最近でも何度もテーマにされている題材を扱った有名な古典。当時(1968年!)の技術を考えると、その映像技術にも驚きを隠せません。「進化」というテーマをいろいろな面で体験できる。
『男はつらいよ』
しょうもないおじさんが、大騒動を巻き起こす話。典型的な型があり、マンガの『こち亀』のようにけっきょく同じような話なのだが、そのなかに人情であったり、人生であったり、そもそも人だったり感じられる。客観的にみると寅さんって本当にしょうもない人なのですが、それでも許される、許されていた時代。生きづらさを感じている人に案外いいかもしれません。
これを知ってたら通!文化人ぽい作品
『君の名は。』、『天気の子』の新海誠監督の初期の作品。1時間ほどの短い作品でさらっと見ることができるわりに心に触れるものがあるはず。恋愛、成長など青春感もハンパない。新海誠監督の映像の美しさ、特に雪や桜の表現がキレイすぎるのでそこもおすすめポイントのひとつ。
『この世界の片隅に』
ドラマでもやっていましたが、アニメ映画版を紹介。戦争中の呉を舞台に、結婚、家族など当たり前の人生を普通に、必死に生きていくお話。こちらも映像がキレイ。
まだまだ映画は紹介したいところですが、ここからはどうぞ見たい映画を自分で見つけてみてください。映画はいいものですよ^^