まなびのチカラを上げるブログ

カッコいいひとを目指す全ての人へ

見えないチカラを作るため ② ~ 子どもが家以外で勉強をするために ~

図書館の使い方を教えること

 図書館の中のイラスト

 

昨日はこどもに身につけてほしい力に、知的好奇心や非認知能力をあげましたが、実際どうやったらいいかというのはなかなか実践を教えてくれないように思います。

 

そんななか簡単にできるわりに、保護者の習慣がないと子どももできないことが、今回のタイトルに挙げた、図書館の使い方です。

今日は改めて図書館の有用性を考てみたいと思います。

 

 

 

無数の本の世界に開かれる

まずはなにより、幅広い種類の本があるので、それに触れてもらいたいですね。

興味関心が偏りがない時期にいろいろなものを偏見なく見てもらうというのは先々に大事です。

 

子どもと一緒に図書館に行ったら子どもの本だけでなく、自分の本を探すのも一緒についてきてもらうといいと思います。その時あえて自分自身が幅広いジャンルで本を探すようにすると、自分自身の教養も増えるだけでなく、子どもにもそのクセがつくはずです。

 

活字を読むことに耐性が付く

最近の数学のテストをご覧ください。

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数学の試験がほとんど文字で占められているのがわかると思います。

最近の傾向として、昔からある文章題が長文化する傾向があるのですが、単純な計算ができるこどもがここでひっかかることが多いです。

 

理由としては文章を読む体力がないことがあげられます。もちろんこれは他教科も同傾向ですのでとにかく文章を読み切る力というのはすべての教科の基礎となっています。

 

早いうちに本を読み、文字を最後まで読みぬく体力を身につけるためにも、苦手意識のないうちに図書館を活用していきたいものです。

 

 

勉強の場所が一つ増える

自宅に兄妹が多かったり、スペースが足りないときに図書館で勉強するという選択肢があるというのは非常に強いです。

 

いつもと違う場所で勉強するプレミアム感から自己肯定感が付きますし、息抜きをするにしても読書しかないという空間は必然的に知的レベルが高まります。

 

家のスペースをつぶさす知識・教養を増やせる

子どもの本は無数に増えていきがちです。特にベネッセなどの毎月送られてくる教材などを頼むと2~3年もするとかなり家のスペースをとっていきます。

 

図書館で本を借りるようにすると、必要な時に興味のある本を手元に持ってきても、読み終わったら返すので家のスペースは取りません。

 

案外本を買っても読む時間はそんなに長くはなく、単に所有欲を満たすためになりがちなのでそういった意味でも図書館は便利です。

 

 

以上のように子どもが図書館を利用できるようになるとメリットがいっぱいあります。

 

私も先日こどもと図書館に行き、子の貸し出しカードを作ってもらいました。子が初めて借りたのは迷路の本と「キャベ玉探偵」の本です。一生懸命読んでいました。

  

学校の勉強だけでなく、別の空間の刺激を受ければ成長が促進されるのは想像に難くありません。

 

まずは自分たちも楽しみ、教養を増やしながら、子どもたちとコミュニケーションとりつつ、どう使うかを教えてあげたい力ですね。