伝える人は知っておきたい 自分のやりやすい「型」を作るメリット
ブログを書く際の皆さんのルーティーンってありますか。
こんばんは、とらじろーです。
多かれ少なかれ、人に何かを教えなけれないけないときってあると思います。
ちょっとしたことを友人にただ伝えるだけならまだいいのですが、体系的に説明をしないといけない場面で上手に伝えきれないことってありませんか。
最近では学生の皆さんも授業内で発表をする機会が増えています。そしてこのコロナ禍においてオンラインでの発表も増えてきました。
どうしたら上手に説明・発表ができるでしょうか。
今日は上手に伝える人たちが作っている「型」についてお話していきます。
「型」があることで分かりやすくなる
教え上手、話し上手は起承転結など「型」がしっかりしていることが多いです。
「型」は言い換えればお話の流れの共通見解。これがあることで聞いている側もなんとなく次の展開を読みやすく、安心して話を聞けます。
逆に、奇をてらって話そうとする人ほど話がいろいろな方面に飛ぶのでまとまらず、「ニュアンスはわかるけど。。。」といった感想になりがちです。
分かりやすい型の典型例はこち亀やゴルゴ13のような漫画。
内容や題材はちがえどもお話の流れはいつも一緒。いつも同じだからこそ読み手側も安定して読めるように思います。
分かりづらい型の典型例は時間と場面が目まぐるしく変わる映画。
すぐに話が切り替わるのでいまいち要点がつかめず、理解力のある人ならまだしも、二回、三回と鑑賞して初めてわかるといったことになりがちです。
まず初めに目指すべきは型のある伝え方です。
どうしても人と違ったことが求められる現代、冒険心を持った人ほど(中堅上司が後輩にせ打つ明するときとか、お調子者が人前で発表するときとか)トリッキーな話し方を好む傾向があるように感じます。
ただ、自分がどれだけ気持ちよく喋れたかより、相手がどれだけ理解できたかが大事なので、まずは面白いことを言いたい気持ちをぐっとこらえ自分の伝えたいことを考えてお話ししましょう。
以下典型的な型↓
授業での発表の際の型
タイトル
何故調べようと思ったか/仮説
調べた内容
自分なりの考察/結果
まとめ/感想
学校・塾・家で教える際の型
(スイッチを入れるアクティビティ)
今日の目標の提示
説明
練習問題/定着チェック
まとめ/総評
「型」があることで時短ができる
一度「型」を作ることでその型に沿って話す内容を変えていけば膨大なやることを処理するスピードがぐんと上がります。
学生の皆さんは発表の型が決まっていれば後は内容を変えるだけ。これで読書感想文も小論文もスピーチも知識が入っていれば怖いものはありません。
教える側、特に学校の先生や塾の先生は授業の型がしっかりしているとあとは単元や各受験校の過去問に当てはめるだけ。準備の手間が相当省けます。
まとめ
とらじろー、結構お笑い好きだったりするのですがミルクボーイやナイツなど、型のしっかりしたマンザイを見て改めて「型」の効用に感心してしまいます。
そう言えば「男はつらいよ」もワンパターン。
ワンパターンと言えどもそれぞれに味がある。
いつか私もパターンの中でも味のある文章が書けるようになれるといいなぁ。