夏休みの宿題との付き合い方
おはようございます。
オリンピックが始まりましたね。
賛否両論あるオリンピックですが、個人的には昨日の開会式で選手の行進を献身的にサポートする会場ボランティアの方に心打たれました。
さて、一方で始まりました子どもたちの夏休み。
夏休みは大きく成長する時期です。
1、学習リズムを整える宿題
小学校では漢字の書き取りや音読など、中学では冊子型の問題集などの難しくはないけど量やページ数が多い宿題があると思います。
この宿題の目的はズバリ、毎日勉強を継続させることにあります。
どうしても夏休みはだらだらと休んでしまいがち。でも勉強する時間がまったくのゼロの日が続くと1学期の勉強が定着しなかったり、2学期にうまく入れなかったりします。
小学校であれば1日15~30分、中学校では30分~1時間でもとりあえず集中して机に向かっていれば、成績的に遅れることは少ないはずです。
早く課題が終わってしまった場合は市販のドリルなどを使ったり、各種検定に取り組んでもいいですね。
2、じっくり取り組む宿題
自由研究や読書感想文、ポスター作成など答えのない課題を要求されることも夏休みの課題には多いです。
研究内容は自由!
課題図書は特になし、自由!
ポスターの題材は○○に関連すれば自由!
自由が多いというのはなんて不自由か!
とその自由度の高さに頭を悩ませることも多いですね。
この自由な課題は個人の興味関心を伸ばすためにあるものです。
それぞれにコツ入りますが、基本的には個人の好きなことをやって(読んだり、表現したり)構わないものです。
学校ではどうしても”集団”に教えたり、”集団”で活動・議論していく場になりがちで、個々人の興味関心に強く寄り添うことができません。またどうしても場の空気から上手く自分の意見を言えないこともしばしば。
そのため、個々人の興味関心のアウトプットの場として自由課題を使っていくといいでしょう。
早いうちに自分の興味・趣味が分かっていると先々の進路決定・就職先選びまでアドバンテージが取れるかもしれません。
3、宿題に書かれていない宿題
最後に宿題のリストには書かれていないけれども、大事な宿題について。
それが夏休みにしかできないことをしっかりしてほしいということです。
・しっかり遊ぶ。(小学生なら外遊びなど)
遊ぶことでストレスを上手に発散。
・体験・経験を積む。
普段できないことならなんでもOK。釣りや山登りなどのレジャー、観劇や陶芸体験など初めてやることは子どもにとって大きな刺激です。
・友達関係の構築
特に進級のクラス替えの後、進学後などは新しい友達と遊ぶことは子どもたちの社会を広げることになります。こどもたちが家族だけの人間関係から一歩ずつ輪を広げられるよう見守っていきたいものです。
・しっかり体を休める。
楽しく学校に通っていても、体や心は案外疲れているものです。やっぱり家というものは多くの子供にとって安心できる場所。毎日勉強と相反するようですが、”休む”場作りにも気を使っていきたいです。
まとめ
1、毎日短くとも勉強する。
2、夏休み中に興味・関心、探す・深める。
3、夏休みにしかできないことをする。
どうしてもネガティブになりがちな夏休みの宿題。
とくに子どもたちはこちらを試すかのようにその意義を問うてきますが、そんなときにこちらがポジティブな感情で宿題との付き合い方を伝えたいですね。