【数字だけはダメ!】 通知表の見方 ポイント4選
おはようございます。とらじろーです。
10月が始まり、2学期制の学校では通知表の季節になりました。
どうしても成績の数字に目が行きがちですが、実は通知表を見るポイントがいくつかあります。
今日は特に小学校の通知表の見方に絞っていきますので、参考になると嬉しく思います。
ポイント1 教科ごとの観点別の成績
通知表を開いて、まず教科ごとの数字を見てさっとコメントをしてしまいがちですね。
ここで声を出すのをぐっと我慢して、教科ごとの観点別の成績というの見てみましょう。
言葉は多少違いがあれど、
・ 知識・技能
(テストの点数)
・思考力・判断力
(レポートの中身・授業の発言内容)
・学びに向かう姿勢・主体的に取り組む態度
(小テスト・課題等への取り組み、発言回数)
をそれぞれ3段階で評価されています。
カッコ書きした部分何を評価しているのかの具体的なポイントですので、コメントする際は是非成績の良しあしだけでなく、どこを改善したら成績が向上しそうか言ってあげるといいと思います。
ポイント2 行動の記録
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/attach/__icsFiles/afieldfile/2009/12/18/1288252_003.pdf
通知表をもらうと成績の数字に目が行ってしまいますが、実は結構大事なのがこの行動の記録。
全てに〇が付くことはほぼないので、どこに〇が付いているかでおおまかな学校での生活やどこが評価されているのかがよくわかります。
ざっくりと上の方の評価項目が活発な子につきがち、下の方の項目が静かな子向けの項目です。
(特に下二つが先生たちが評価に困ったときに〇が付きがちと聞いたこともあります。。。)
この評価を見て次の面談で何を話すかを考えてもいいかもしれません。
また、 自分が覚えていない遅刻・欠席はないかも大事です。
小学校のうちはあまり無いと思いますが、見知らぬ欠席・遅刻がある場合は隠れて何かをしているかもしれません。
ポイント3 担任の一言
通知表の多くは最後の部分に担任所見と呼ばれる通知表のコメントがあります。
通例として学期内での活動・良かった点・改善してほしい点がかかれることが多いです。定型文の先生もいますので、親同士で連絡を取ってもいいかもしれません。
また言い換えてみて悪い言葉になる場合は注意
例えば・・・
静かに落ち着いて過ごしている → 友達付き合いをしていない ?
日々活発に → ガキ大将になっている?
とも感じられます。
この辺りもコメント欄や面談などで確認していくといいかもしれません。
ポイント4 ”親目線”通知表との違い
通知表を開く前に、親目線で通知表をつけるとしたらどうなるか、子の評価を自分自身でつけてみるのもいいかもしれません。
その違いから家と学校での生活・キャラクターの違いを感じられます。
また得意で習っていることなどが成績が悪かった場合などは、授業参観や面談を通じてその理由を探らないといけません。
音楽や美術の専科の先生は評価の好みもありますので(あまりよくないと思っていますが…)うまくアジャストさせてこの自己肯定感を促せると良いですね。
まとめ
通知表には数字以外に様々な情報が書かれています。
親に通知表を見せるのをためらわせないよう、色々な観点から大事にお話をしていきたいですね。