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【勉強嫌いは大学受験?!】早稲田の入試問題から受験のタイミングを考えてみる

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2021年ももうすぐ終わり。徐々に受験のシーズンが近づいてきました。

 

受験で悩むことの一つに、小中高大どのタイミングで入試をする?というものがあると思います。

 

今日は中高大の入試問題を開示している早稲田さんをモデルにして考えていきたいと思います。

 

 

中学入試

過去の入試問題 | 早稲田中学校・高等学校

 

受験基本情報

国・算・社・理

中学受験は4教科の受験。

 

 

特に気になった社会の問題を少し抜粋↓

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しょっぱなから文字数多いですね。。。

 

まず思うのは、知識がないと問題が解けないこと。

 

つまり、塾でのサポートが必須です。

 

抜けモレなく、最短距離で勉強しないと間に合わなそうです。

 

また、この文字数を苦なく処理できる力も身に着けさせる必要がありますね。

 

どうしても文字数が多いと、解きたくなくなる傾向があると思うので問題を解く持続力を作る必要もありますね。

 

家でサポートできるのは読書習慣を付けることや、なにかを最後までやり切る力を身につけさせることでしょうか。

 

 

他の学校を見ても、国語では漢字や熟語など、理科社会でも知識問題(花や虫の識別、時事や地形の特徴など)、算数は幅広い解法が問われています。

 

 

中学受験では幼少期の素養・家庭の文化資本や、塾に行く経済力を問われている部分も多分にありそうです。

 

 

 

↓読書習慣について

torajiro3.hatenablog.com

 

 

 

 

高校入試

2021年度 早稲田大学高等学院 入試問題 – 早稲田大学 入学センター

受験基本情報

国・数・英

3教科の受験。

 

 

特に気になった数学の問題を少し抜粋↓

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標本調査の基礎と数の推定です。

 

単純な数学力だけでなく、社会に出たときの実践力も試せる良問ですね。

 

これを15歳の子が解いていると思うとすごいです。

今の若い子スゴイ。

 

そしてこの問題のすごいところはその問題番号。なんと大問1の(1)なんですよ。

これが1番最初の問題!

 

この後に方程式や図形などの論理的思考力と発想力が試される問題が続いていきます。

問題数は多くないですが実力を試されます。

 

大学入試と異なって使える知識が少ない地頭を試される問題が特徴的です。

 

そういった意味では子ども自身の力が一番試されるのは高校受験かもしれません。

 

大学入試

過去の入試問題 – 早稲田大学 入学センター

 

問題はわざわざ例示するまでもなく、日本国内で最大難易度の一つであると思います。

 

文系の国語や社会では解答力はもちろんのこと、非常に細やかな知識が要求されたり、理数系では英語の試験内に数学知識を必要とする問題が出るなど対策は必至。

 

必要教科数も基本は3教科といえ、文系でも数学を必須にしていたり、共通テストを活用し始めたりと、どの教科も苦なく解く力が求めらています。

 

ただ、大学入試はいろいろな入り方があることを忘れてはいけません。

 

↓下の図をご覧ください。

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一般選抜以外になんだかいっぱい!

 

今後は推薦などの比率が上がっていくというニュースも出ているので、実は学力以外の門戸も広がっています。

 

新思考入試という入試の過去問を見てみましょう↓

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答えの決められていない問題ですね。

どれだけ先を見据えて、自身の考えを組み立てられるか問われています。

大人が解くのも楽しい問題ですね。さすが早稲田さん。

 

大学入試は学力以外にも学校からの推薦、自己推薦、特殊な入試形態など多様な入り方があります。

 

いわゆる勉強が嫌いでも、得意なことが評価される広末涼子さんを思い出します)入試形態が多くありますので、尖った能力があるなら大学入試まで武器を磨いていくという考え方もアリかもしれません。


まとめ

入試問題から私なりにそれぞれの入試で必要な力を考えると

 

中学入試 … 家庭の力とそれをやりきる子の力

高校入試 … 子ども自身の地頭

大学入試 … 多様な入試形態=尖った能力

 

 

自分の子と話し合いつつ、その個性を尊重し、どの入試形態が一番合っているか考えていきたいものです。

 

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