【有利なわけない!!】関係者必見 共通テストのコロナスキップへの考え方
明日はいよいよ共通テストです。
大学受験を目指す人にとってはまず最初の試験という方も多いでしょう。
その中でコロナ感染者の増加を鑑みて文科省から要請が出ました。
要約するとコロナで共通テストを受けられない人は2次試験、一般試験の成績で決めるというものです。
共通試験で苦手な教科を受けなくてよくなる!
普通に共通テストを受ける方が不公平だ!
という論調が多いですが本当にそうでしょうか。
いくつかの考慮すべきポイントを挙げていきます。
共通テストのほうが平均点は高い
まず忘れてはいけないことですが、大学独自の試験と比べて共通テストのほうが平均点は高いです。
国立大学を目指す人にとって共通テストは7割程度はとるものであり、旧帝国大学など上位大学を目指すのであれば8割以上が当たり前に求められます。
一方で、二次試験・一般試験は6割前後といったところでしょうか。
文科省の発表通り二次試験のみで判断する場合は、コロナ特例対象に比例して合格者数が決まると考えると合格者数は限りなく少ないでしょう。
難易度の高い問題で少ない合格定員を超える圧倒的な成績を取るというのは賭けになるでしょう。
また大学がそれではひどいと情けをかけてくれて、仮に(ないとは思いますが)二次試験の成績から共通テストの見込み点を算出する場合も、各大学の一次、二次の割合で掛け算してくるでしょうから平均点の関係上、不利になることが想定されます。
共通テスト型の出願ができない
共通テストを受けられないということは、共通テスト併願の出願が全てできないということです。
ある程度合格を予定していた大学(すべり止め)がなくなるということで、一般の1つひとつの入試の意味合いが重たくなってきます。
ある意味合格のない中で、プレッシャーがかかることから実力を発揮することが叶わない人も出てくるかもしれません。
日程を再調整しなければならない
それに伴って共通テストがうけられないとなると、滑り止めから日程の再調整をしなければなりません。
受験日だけでなく出願締め切りや手続き締め切りなど調べる必要性が多くあるのが大学受験。
これだけでもかなり手間になるでしょう。
まとめ
以上のことからコロナスキップにはかなりデメリットも想定されます。あくまでどうしても受けられなかった時の特例と心得ましょう。
とにもかくにもまずは無事健康に受験を迎えること。
そして共通テスト会場やその道すがらで、コロナにかかってしまう方が代償が大きいです。
いろいろな報道に心を使わず、いつも通り予防に徹底して過ごすことが大事です。
共通テストでやってきたことが発揮されるようお祈りしています!
受験生頑張れ!