【受験をお得に!】英検の受験料改定
現行制度と問題点
まずは現行の英検の受験料をご覧下さい。
https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/fee2.html
(英検HPより)
初めて見た方はこんなものかと思うかもしれません。しかし、過去と比較してみるとびっくりするはず。
2018年は1級は8400円、3級本会場受験が3800円で受験が出来ました。
毎年、段階的な値上げが行われ、いつの間に4000円以上の値上げが行われていたことになります。
背景としては新型コロナウィルスの拡大から、席間を広げて座るようになったため、受験会場を確保するのが難しくなり、それに伴って試験官の数を増やさざる得なくなったことが挙げられます。
やむを得ない部分も大きいですが受験生にとっては大問題。
金銭面が苦しいと落ちた時のリスクが大きいためチャレンジしづらくなり、頻繁に受験できる人と差がつきやすくなる面が否めません。
中・高・大入試の必須資格になっている場合もあり、所得格差の拡大・固定化が心配されていました。
来年からの受験料
2021年まで3年連続値上げだったのですが、今年は前年度より安くなりました。
高校受験でよく使われる英検3級は7900円→6400円に、大学受験で必須になることの多い2級は9700円→8400円に。
個人申し込みはこの値段ですが、学校や塾などが主催してくれる場合はもっと安く受けられます。学校から英検の案内がある場合はそちらを利用するとさらにお得です。
まとめ
この3年間値上げ続きだった英検の値段が2022年は下がるという話題でした。
推薦などで早めに合格を取って受験料を抑えようとしている人は、英語資格が必須の場合があるので、いいニュースですね。
2023年度の値段はまだ分からないですが、値下げになった今年のうちに取れるならば取得を狙うのも悪くないかもしれません。
色々な情報を集めて上手に受験を進めていきましょう!
今日もありがとうございました。