運動部活肯定派多数?! 最新アンケートを読む!
今回は個人的に興味深く感じたデータをご紹介します。
それが2021年に実施された。【学校運動部活動指導者の実態に関する調査】
学校運動部活動指導者の実態に関する調査 - スポーツ指導者 - JSPO
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/katsudousuishin/doc/R3_houkokusho.pdf
以下、気になったところを抜粋します。
1、 属性
まずは誰がアンケートを答えてくれたか、その属性です。
以下の表を見るとやや高校生の顧問の方のサンプル数が多いようです。
さて、属性の特徴を拾っていきます。
まず性別に関しては男性の回答のほうが圧倒的に多くなっています。
教員の男女比と明らかに乖離しているので男性が主顧問を務めているのにはなにか原因があるのでしょうか。
そもそも男性教員の方がより多く部活動顧問をしているということなのでしょうか。
より深い考察を見てみたいです。
また保体以外の先生たちが部活顧問をしていることもよくわかります。
授業の準備と並行して部活をしていると考えると確かに負担の大きさは想像に難くないですね。
2 活動時間について
驚いたことに、現状維持で問題ないと思っている方の多さに目が引かれます。
現状よりも増やしたいと現状維持を合わせると、回答の8割近くに上ります。
部活動顧問をしてくださっている方の多くはポジティブに指導を行ってくださっている?のかなと少しうれしい気持ちになりますね。
そしてもう1つ。
女性で保健体育以外の先生方の休養日の増加希望、活動時間の減少希望が高いという点。
ここではやはり負担の強さを感じます。
自分の時間を取れない、本来の仕事ができないというのはそれぞれつらいものです。
それを強いているという点も、我々は覚えておかなければなりませんね。
まとめ
かなりの負担の中で行われていると感じる部活動ですが、アンケートの結果から考えると、先生方は熱心に指導をしてくれる気持ちを持った方も多くいるとわかりました。
本当にありがたいことのなのでできる限りの支援をしていきたいものです。
一方で保健体育の先生以外が部活動の活動時間を減らしたいという意見も真摯に受け止め、サポートの方向について、私たちにできることはあるか、今後も動向をチェックしていきます。